熊野古道伊勢路を歩く。

幸結びの路

観光情報

尾呂志の風景

おいしいもの天国 里の幸

人の手のぬくもりから
うまれる味覚。

ここで食べるのが、一番おいしい。地元ならではの、郷土料理を食べ尽す。

 旅の途中でお腹を満たしたいとき、歩き疲れてふと心身を休めたいと思ったとき。地元のおいしいものを食べさせてくれる食堂や雰囲気のいいカフェで過ごす時間が、なによりの幸せかもしれません。そんな”心の幸”を求めて、尾鷲の街を歩いてみました。

 市の中心部から車で数分の山手にある「夢古道おわせ」と、尾鷲港を見下ろす「天満てんま荘カフェ」は、まさにそんな幸せを味わえる場所です。それぞれ地元のベテラン主婦たちが腕を振るうお店「夢古道おわせ」では、地元の旬の食材を使ったランチバイキングを楽しめます。振る舞われるのは、春は山菜の天ぷら、夏は沖ギスやイサキなどの魚料理、秋は新米の炊き込みごはん、冬はサバの竜田揚げなど、地元の”お母ちゃん”たちの手作りのお惣菜。お腹がいっぱいになったら「天満荘カフェ」に足を延ばして、デザートと一緒にのんびりと外の景色を楽しむのも良さそうです。

 また、西日本一の米どころと呼ばれる三重の中でも、東紀州には多くの良質な米の産地が点在しています。そのお米をよりおいしく食べられる「めはり寿司」は、この地域一帯に古くから伝わる郷土料理です。炊きたてのごはんを、ほどよい塩気とシャキシャキした食感の高菜漬けで巻くだけ。それなのに、こんなにも味わい深いのは、人の手で握るからこそ生まれる”ふるさとの味”だからかもしれません。

里の幸図鑑

自然の恵みをたっぷり受け、人の手が育む"里の幸"。日本にはまだ、こんなにおいしいものがたくさん。

めはり寿司(東紀州全域)

東紀州一帯の郷土料理。今も伝統を残しながら、店ごとの味を楽しめる。

尾呂志(おろし)米
(御浜町)

御浜町尾呂志地区の棚田で生産。艶やかで粘りが強いおいしいお米。

岩清水豚(御浜町)

おいしい岩清水だけを飲料水として育てた安心・安全な豚肉。

熊野地鶏(熊野市)

地鶏本来のコクと風味が特徴。三重ブランドに認定された良質な鶏肉。

美(み)熊野牛(熊野市)

熊野の大自然の中で育ち、柔らかな肉質と濃厚な味が特徴。

くき漬け(紀北町)

地元伝統の漬物。カツオの生節や生姜醤油と合わせご飯に食べるのが地元流。